車を高く売るためには車内消臭が必須?消臭で査定額をあげる!

車を高く売るためには車内消臭が必須?消臭で査定額をあげる!

いまの愛車を売却する際、どういった点が査定額に影響すると思いますか。車体のキズやへこみ、部品破損といったのはすぐに思いうかびますが、実はそれら以外にも買い取り業者がチェックしているポイントがあるのです。

その1つとして見落としがちなのが車に残った「におい」なのです。より高く車を売るために、目に見える破損を対処するだけではなく、車体のにおいをしっかりと除去することも大切です。

査定の際に見られるポイント

買い取り業者が査定をする際にどのようなところを見ているのでしょうか。なんとなくこういうところを見ているのではないかという想像はできますが、それが本当なのかは彼らに聞いてみなければわかりません。そこで、実際に日々査定を行っている査定士が見ているポイントをご紹介します。

 走行距離
その車の走行距離を査定士は見ています。買い取って売ることを考えると、走行距離が短い方が売れます。中古車の買い手の立場として、走行距離が長いのと短いのとではどちらかが良いでしょうか。それが短い方が新品に近い感じがしてそちらを購入したいと思うのが自然ですね。そういったこともあり、走行距離が査定に影響します。

 外装
車体にキズやへこみがないかどうか確かめます。外装はそのような破損箇所にだけではなく、実は車のボディーカラーも見ています。というのも、ボディーカラーによって同一の車種でも人気が異なり、人気のあるボディーカラーの車は買い取り価格も高くなってきます。

 内装
シート、フロアマットの汚れをもちろん見ていますが、今回の記事のテーマであるにおいについても、中古車の買い手から見ればにおいが付いている車の購入を敬遠するので、においも査定に響くことになります。

 エンジン系
エンジンの異音をはじめとしたエンジンの調子を厳しくチェックしています。エンジンに改造等が施されていると買い取りを拒否されることがあります。

これらのほかにもその車の取扱説明書や定期点検整備記録簿の有無などについても査定に影響を与える場合があります。いままで使っていた車が第三者に販売されるわけですから、その車の書類が一式そろっている方が買い手としても安心ですよね。

においが与える査定額への影響

査定士はいま述べたように内装の状態もしっかりと見ています。内装の中でも、においが残っているのかどうかも厳しくチェックしているのです。車に残ったにおいが査定にどれだけ響くのか解説します。

 化粧/体臭のにおい
車内で香水等を多用するとそのにおいが車に残ることがあります。これの影響額は1万円減が相場です。

 たばこのにおい
車内で喫煙をする場合は、たばこのにおいが強く染みついていることがあります。たばこの査定への影響額は3万円から5万円減が相場といわれており、たばこのにおいが強く、ヤニが車内に付いていると10万円の減額というケースもあるようです。

 ペットのにおい
ペットのにおいも査定に大きく影響します。ペットを車に乗せると、ペットの体毛等が内装に付着します。猫アレルギーの人が世の中にはいますが、そのようなアレルギー体質を持った人が車に乗るとアレルギー症状が出てしまう可能性があります。そういったこともあり、査定額が5万円減となるのが一般的なようです。

車内消臭のコツ

車を売却する際に、におい残りがどれだけ査定に影響を与えているのかおわかりいただけたでしょうか。思わぬ減額を避けるために消臭のやり方を紹介します。車を売る直前でも消臭を行う必要がありますが、においが染みつくのを防ぐために定期的に消臭を行うようにしましょう。

 車内清掃
車内に汚れがあるとそこからにおいが発生します。いくら消臭剤を使ったとしてもにおいの根本的な原因を取り除かない限りにおい続けるので、車内の掃除を定期的に行いましょう。
車内清掃をするときはシートの汚れとフロアマットに注意しましょう。
シート汚れの原因としては食べ残しやペットからの排泄物などが染みついていることが挙げられます。まず行うべきは水拭きや掃除機を使って掃除しましょう。それでも落ちない場合は中性洗剤を用いて拭き掃除をしてシミ抜きを行うようにしましょう。もしそれでもまだ汚れが除去できないときは最終手段としてスチームクリーナーを利用してみると良いでしょう。
フロアマットは雨の日には濡れてしまったまま放置されがちで、それが原因となって
雑菌やカビが繁殖してにおいが発生してしまいます。ですから、フロアマットもしっかりと掃除するよう心がけましょう。フロアマットをはたいて掃除機がけしたうえで乾燥させるだけでもにおい抑制には効果的です。

 無臭のにおい取り
芳香剤というものがありますが、車内のにおいを芳香剤からのにおいを上乗せし、元のにおいそのものが除去できていないことがあります。それと同時に芳香剤のにおいが染みつくとこれもこれでマイナス査定の原因になります。よって、無香でかつにおいを取ってくれる消臭剤を使って見ましょう。

 重曹
重曹はベーキングパウダーにも使われており、用途はさまざまです。重曹の持つ中和作用、静菌作用によっていやなにおいを抑えることができます。車内のにおい消しにおける重曹の活用方法としては200mLの水に小さじ2杯の重曹を加え、ボトルに入れて混ぜてできる消臭スプレーとして内装にスプレーすると効果的です。

 エアコンからのにおいへの対処
エアコンがにおうという経験はありませんか。エアコン内部で雑菌やカビが発生してにおいにつながります。これへの対処として、一番高い温度で熱風を5分程出し、温度を下げて運転を続けてエアコンを切ります。これを行うことでエアコン内部のきれいにすることができます。
また、それに加えてエアコンフィルターの掃除や交換を行いましょう。家庭用エアコンでもフィルターを取り出して掃除すると思いますが、これを車のエアコンの清掃時にも行うと効果的です。

 オゾン脱臭
いくら手を施してもにおいが取れない場合はオゾン脱臭をしてみましょう。ガソリンスタンドで利用することができます。オゾン脱臭の消臭効果は高いですが、染みついたにおいを取り去ることはできないので注意しましょう。

結局においの有無でどれだけ査定に差が出るのか

定期的に車内を掃除し、無香の消臭剤を用いることで車内ににおいが染みつきにくくなり、マイナス査定を避けることができます。しかし、車に残ったにおいが査定にどれだけ差をもたらすのかということは正直、査定を出してみないとわかりません。そして、買い取り業者によってにおいによって査定額からどれだけ減額するかも変わってきます。

そこで、登場するのが「一括査定」です。一括査定とはその名の通り、複数の買い取り店に同時に車を査定してもらうことです。一括査定は無料で行うことができ、しかも愛車をわざわざ店舗に持っていくことなく、買い取り店が出張査定してくれるので大変便利です。

一括査定の流れとしてはネットからの申し込み完了後中古車買い取り店から連絡がいき、車種情報からの大まかな買い取り価格を聞いたうえでどこに実際に査定してもらうかを決め、実際の車を査定したうえで買い取り価格が決定します。一括査定の結果、買い取り価格が高いところと最も低いところでは約30万円も差が出ることがあるようです。
無料で一括査定は行えますから、これを利用して車がより高く売れるお店を選んでみてくださいね。

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