みなさん、こんにちは。
みなさんが新車あるいは中古車を購入するときどういった基準で選んでいますか。
燃費やデザインいろいろあると思いますが、多くの場合必ず車種も選択基準に置いて選んでいるのではないでしょうか。
車を売るときに付く値は市場の相場に左右されます。
ですから車種によっては高く売れるものもあるし、安くしか売れないものだってあるということはなんとなく想像できると思います。
今回の記事では高く売れる車種の特徴などについて詳しく見ていきたいと思います。
「車種」って何だろう
当たり前のように「車種」ということばを使っていますが、「車種」が何を指しているのかみなさんはご存知でしょうか。
これはそのことばを使う場面によって意味が異なります。
我々がそのことばを使うときは基本的には「車名」を指すことが多いでしょう。
一方で、自動車保険でそのことばを使うときは意味が異なります。
自動車保険での「車種」とは自動車の種類区分を指します。
自動車の種類区分はその車が普通乗用車なのか小型乗用車なのかなどを表すものです。
買い取りにおける「車種」は自動車保険における「車種」の意味で取ると意味が広くなってしまうので、「車名」のことを指す場合が多いです。
日本における自動車市場の動向
車が高く売れるかどうかはその市場動向に左右されるということをお話ししました。
この市場というのは日本と海外ではもちろん異なってきます。
どうして国内と海外の市場の話をしているのかというと車を「買い取り」に出す場合、日本では高く売れないかもしれないが海外だと高く売れそうな車であれば高値が付く可能性があるからです。
というのも中古車買い取り業者は国内に限らず海外にも販路を持っていることが多いからなのです。
よって日本と海外の自動車市場の動向を分けて説明していこうというわけなのです。
さて早速日本の自動車市場の動向について説明していきます。
最近では国全体で節約志向が高まりつつあります。
それは自動車市場に影響を実は与えているのです。
かつては馬力が良いとか見た目が派手な車が人気であったと思います。
しかしそのような世間の流れを受けて人気の車種というのは変わってきているのです。
どうせなら燃費が良い車にしたいというのが世の中の声になりつつあるのです。
その他にも排ガス規制実現のためにエコカー減税が行われています。
そのよう背景もあり、エコカー減税の対象となる電気自動車やハイブリッドカーの需要が伸びてきているようです。
他にも世間の節約志向を反映するように軽自動車の需要も高まりつつあります。
というのも最近の軽自動車は燃費に優れているうえ、普通自動車に比べて自動車税があまりかからないからという理由があるからです。
まとめると環境への負荷が低いエコカーそしてランニングコストが安い軽自動車の2つが日本の自動車市場では人気が高まってきているようです。
海外における自動車市場の動向
それでは次に海外における自動車市場の動向について解説していきます。
そもそも海外の市場では日本車の品質の高さゆえ非常に日本車はどれも人気があります。
たとえそれが事故車であったり走行距離が10万キロを超えていたとしてもです。
というのも海外では日本とは違い車を壊れるまで乗りつぶすのが普通なので事故車だとか走行距離というのは彼らにとってはあまり重要でないからです。
その中でも特に人気のある車種について見ていきましょう。
大きな分類でお話しするとオートマチック車とマニュアル車のどちらが海外で人気があると思いますか。
実は「マニュアル車」の方が海外では人気なのです。
日本でマニュアル車に乗る人は乗用バスを除いてまずいないですよね。
運転免許でもオートマチック限定免許があるくらいで免許を取得する際もこのAT限定で取ってしまう方も非常に多いです。
しかし海外では依然としてAT車よりもMT車の方が乗られています。
理由はいろいろあるのですが、その1つとしてはマニュアル車の構造がオートマチック車に比べて簡素であるということが挙げられます。
日本では当たり前のように道路が舗装されていますが、海外では道路の整備が進んでいないところが多くあります。
そのような状況下で構造が複雑であるオートマチック車は運転するのに適さないのです。
そういったこともありAT車よりもMT車の需要が海外では高いようです。
次に具体的な車種の話に移りましょう。
まず挙げられるのは「ハイエース」や「ランドクルーザー」です。
これらがどうして人気なのかというとそれらが高い耐久性と走破性を有しているからです。
いまも述べたように海外では日本とは異なり劣悪な状況下で車を走行することが多くなります。
ですから耐久性や走破性が高い車種が好まれるのです。
次に挙げられるのは「プリウス」です。
これはいわずと知れたトヨタが生み出したハイブリッドカーですよね。
これが人気なのは何といっても燃費の良さだといわれています。
最新のプリウスではガソリン代1リットルで40キロも走るそうです。
このような燃費の良さというのが日本だけのみならず海外でも人気である1つの理由です。
他にもプリウスの安全性能やその価格の手頃さもプリウスの人気を生み出しています。
「下取り」ではなく「買い取り」に出そう
いままで述べてきたように日本と海外ではどういった車種が人気であるのかというのが変わってきます。
自分の愛車が日本ではなく海外で人気がある車種であれば海外に販路を持つ業者に巡り合うことができれば高値での買い取りも夢ではありません。
その際に気を付けていただきたいのが「下取り」ではなく「買い取り」に出すということです。
下取りの場合新車の購入を前提にカーディーラーに車を売却することになります。
カーディーラーは新車を専門とした販売店ですから中古車市場の動向には敏感ではないうえ海外に販路を持っていないことが多いので海外で人気がある車種でも安く買い取られる傾向にあります。
一方で買い取りは中古車を専門とする買い取り業者が査定を実施するので中古車市場の動向を反映した値が付きやすいことや海外に販路を有する業者の場合は海外での中古車市場の動向も加味して買い取ってくれるのでより高く売れます。
ですから愛車を高く売りたいのでしたら「下取り」ではなく「買い取り」に出しましょう。
「一括査定」も利用しよう
国内と海外では人気のある車種は異なります。
国内ではエコカーや軽自動車のようなランニングコストの低い車種が人気であるのに対し、
海外ではエコカーのみならず高い耐久性や走破性を持つ車種が人気のようです。
そして車をより高く売りたいなら「買い取り」に出すだけでなく、複数の業者に査定してもらって価格交渉すると良いでしょう。
とはいえ買い取り業者といってもたくさんあってどこに査定してもらえば分からないし、わざわざ自分で業者1つ1つに連絡を取って査定してもらうのも面倒ですよね。
そこで、登場するのが「一括査定」です。
一括査定とはその名の通り、複数の買い取り店に同時に車を査定してもらうことです。
一括査定は無料で行うことができ、しかも愛車をわざわざ店舗に持っていくことなく、買い取り店が出張査定してくれるので大変便利です。
そして一括査定では所有者本人のみに限らず代理人もそれに申し込むことができます。
一括査定の流れとしてはネットからの申し込み完了後中古車買い取り店から連絡がいき、車種情報からの大まかな買い取り価格を聞いたうえでどこに実際に査定してもらうかを決め、実際の車を査定したうえで買い取り価格が決定します。
一括査定の結果、買い取り価格が高いところと最も低いところでは約30万円も差が出ることがあるようです。
無料で一括査定は行えますから、これを利用して車がより高く売れるお店を選んでみてくださいね。